スイッチのコンフィグを外部サーバーにバックアップする場合、
スイッチのTFTPアップロード機能が使われたりします。
また、
- バックアップファイルからのリストア
- ファームウェアのアップデート
では逆にTFTPサーバーからデータをダウンロードします。
そのTFTPサーバーを設定してみたのでそのメモです。
環境
OS | CentOS 6.5 |
---|---|
TFTPサーバー | tftp-server-0.49-7.el6.x86_64 |
TFTPサーバーのインストール
CentOSのbaseリポジトリにあるのでそのまま入ります。
yum install tftp-server.x86_64
TFTPサーバーの設定
/etc/xinetd.d/tftp
を以下のように修正します。
disableをnoにして起動するようにします。
disable = yes
↓
disable = no
コンフィグを保存するディレクトリを改めて指定し直します。
server_args = -s /tftpboot
↓
server_args = -s /data -c -u root
オプションの意味
-c
で他ホストからのアップロードを許可します。
-u root
でrootユーザーで動作出来るようになります。
ログの出し方
正常に動作しなかった場合、ログ出力オプションを付けることでデバッグ出来ます。
/etc/xinetd.d/tftp
の
server_args = -s /data -c -u root
に
-vv
を付けます。
server_args = -s /data -c -u root -vv
これで/var/log/messages
にログが出力されます。
PXEブートの為、幾度となくTFTPサーバーを触っていたのですが、
ファイルのアップロード設定は初でした。