Ubuntuはデフォルトでbackupユーザが存在する

LDAP上の「backup」というユーザ名の一般ユーザで各CentOSサーバーにログインして回りデータをリモートバックアップしていた。

ところがUbuntuサーバーに対して同様のリモートバックアップを行おうと思ったところLDAPの「backup」ユーザでログインできなかった。

「backup」ユーザでsshでログインしようとすると

This account is currently not available.

こういったメッセージが表示されてしまう。

調べたところUbuntuはデフォルトでローカルにbackupユーザが存在する。
そしてログインシェルがnologinだった。

CentOSはデフォルトでローカルにbackupユーザがいないので問題なかった。

# id backup
uid=34(backup) gid=34(backup) groups=34(backup)
#


/etc/passwd
backup:x:34:34:backup:/var/backups:/usr/sbin/nologin


/etc/shadow
backup:*:17340:0:99999:7:::


/etc/group
backup:x:34:



こういう場合も考えユーザ名は慎重に考えるべきという教訓になった。